自然エネルギー白書2014
自然エネルギー白書2014
認定NPO法人 環境エネルギー政策研究(ISEP)編集・発行 発行日:2014年3月 「自然エネルギー白書2014」(全文) 「自然エネルギー白書2014グラフ図集」 「自然エネルギー白書2014サマリー版」 “Renewables Japan Status Report 2014, ※旧版「自然エネルギー白書2013」はこちらで販売キャンペーン実施中! |
自然エネルギー白書2014
編集・発行:認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)
発行日:2014年3月
※本書は独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の活動助成により作成されています。
「コミュニティパワー元年」
今や、大小合わせれば全国で50を越える「ご当地エネルギー」が立ち上がり、また立ち上がろうとしている。こうした地域社会による自発的・自立的な参加と行動が、「第四の革命」と呼ばれる自然エネルギーの加速度的な拡大の原動力となっていることを考えれば、日本でも地域からボトムアップのエネルギー革命の流れが加速するであろう。
日本ではとりわけ顕著だった「中央独占・大規模集中型」の従来型のエネルギー産業や電力産業は、遅かれ速かれ、こうした「地域自立・小規模分散ネットワーク革命」をとおして、これからのエネルギー社会構造を根底から変えていくのではないか。 その時に振り返ると、2014年は日本における「コミュニティパワー元年」として歴史に刻まれるに違いない。 認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也 「まえがき」より
主な内容:
「自然エネルギー白書2014」では、世界で急成長する自然エネルギーについて日本の現況と本格導入への見通しを中心に分析・記述しています。この2014年版では前年に引き続き「固定価格 買取制度(FIT制度)」「コミュニティパワー」「自然エネルギー100%地域」の三つのテーマを重点的に取り上げました。太陽光、風力、地熱、小水力、バ イオマス、太 陽熱など、国レベルの自然エネルギー政策の具体的課題から、地域での事業化や普及に向けた取り組み、各種のトレンド・データ、地域別ポテンシャルや導入状況、自然エネルギー100%を目指す長期シナリオまでを示し、自然エネルギー 100%の実現に向けた提言を しています。
「自然エネルギー白書2014」目次
第1章: 国内外の自然エネルギーの動向
- 世界の自然エネルギー
- 日本の自然エネルギー政策と市場
- 日本の自然エネルギー・トレンド
- 長期シナリオ~自然エネルギー100%を目指して
- 地域の自然エネルギー導入実績とポテンシャル
- 自然エネルギー政策への提言
第2章: 自然エネルギー政策と市場
- エネルギー政策のゆくえ ~エネルギー基本計画、電力システム改革、気候変動政策、熱政策、自治体政策
- 固定価格買取制度(FIT制度) ~実績と課題、今後の方向性と提言ほか
- コミュニティパワー ~意義、国内の動向、事例、研究会、社会的受容性、国際会議
- 自然エネルギー市場 ~太陽光、風力、地熱、小水力、バイオマス、太陽熱、電力会社、協同組合
- 自然エネルギー産業 ~太陽光、風力、バイオマス、地熱、小水力、太陽熱
- 自然エネルギー金融 ~国内外の状況、市民出資
- 自然エネルギー普及策 ~グリーンエネルギー証書、排出量取引制度
第3章: 自然エネルギーのトレンド
- 自然エネルギー電力 ~太陽光、風力、小水力、地熱、バイオマスほか
- 自然エネルギー熱 ~太陽熱、地熱、バイオマス
- 自然エネルギー燃料分野
第4章: 自然エネルギー100%への中長期シナリオ
- 世界の中長期エネルギーシナリオ
- 100%自然エネルギー世界キャンペーン
- 国内の中長期エネルギーシナリオ
第5章: 地域別導入状況とポテンシャル
- 国内の自然エネルギー100%地域~エネルギー永続地帯より
- 地域別の導入ポテンシャル~太陽光、風力、地熱、小水力
第6章: 提言とまとめ
認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所
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