【イベント】自然エネルギー促進のための持続可能な金融
2007年2月9日
2007年2月9日(金)に60名以上の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
プログラムにプレゼンテーション資料を掲載しました。
当日の議論を掲載しました。 PDF(19頁) HTML
ISEPが協力する表題のイベントが自然エネルギー市民基金と国連環境計画持続可能なエネルギー金融イニシャチブ(UNEP-SEFI)の共催により行われます。
政策担当者、金融機関、自然エネルギー事業者、学識者が集まるクローズドな会合ですが、 ご興味のある方は下記の担当までお問い合わせ下さい。
また、当日の概要はワークショップ終了後、当ウェブサイトにてお伝えする予定です。
案内
UNEP-SEFI について
概要
プログラム
主催者略歴
案内
この度、自然エネルギー市民基金と国連環境計画持続可能なエネルギー金融イニシャチブ( UNEP-SEFI ) は、共同で「ワークショップ:自然エネルギー促進のための持続可能な金融」 ( 2006 年 2 月 9 日・金曜日、六本木・国際文化会館)を開催いたします。
当日は、政策担当者、金融機関、自然エネルギー事業者、学識者の方々にお集まりいただき、自然エネルギーへの投融資のための、日本における現状と取り組み、自然エネルギー産業の金融的な可能性とこれからの市場に向けて好ましい政策的アプローチなどについて、クローズドなラウンドテーブルディスカッションを行います。
担当 : 大久保 望
特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所
Phone: 03-5318-3331 Fax : 03-3319-0330
UNEP-SEFI について
UNEP-SEFI (国連環境計画持続可能な金融イニ シャチ ブ)のミッションは、エネルギー効率の改善と自然エネルギーへの投資を、世界規模レベルへとスケール・アップしていくことです。
SEFI は、投資家へのツール提供、投資の理解促進・管理、めまぐるしく変わるクリーンエネルギー技術市場に必要なグローバル・ネットワークのサポートをするプラットフォームです。
SEFI の目標は、最新の投資家情報の提供、取引開始の促進、パートナーシップの構築、持続可能なエネルギーをエネルギー供給のごく一部から主流へ移行するのに必要な勢いを作るなどすることにより、持続可能なエネルギープロジェクトへの投資を促進することです。
UNEP-SEFIウェブサイト(英語)(本イベントの紹介が掲載されています。)
概要
開催日時: 2007年2月9日(金) 13:00-17:30(無料)*18:00-レセプション
会場: 国際文化会館別館講堂 東京都港区六本木5-11-16
主催: 自然エネルギー市民基金
国連環境計画 持続可能なエネルギー金融イニシャチブ(UNEP-SEFI)
協力: NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)
後援: 東京都環境局
プログラム
(*資料はPDFで掲載しています。)
13:00
開会の辞
末吉 竹二郎 国連環境計画・金融イニシャチブ特別顧問
飯田 哲也 ISEP 所長、自然エネルギー市民基金 代表理事
13:15
基調講演
「SEFI Creating the climate for change」(日本語) (英語版)
配布資料:SEFIレポート抜粋資料(日本語)
エリック・アッシャー UNEP自然エネルギー・金融部門長
13:45
政策セッション
「東京都の温暖化対策と金融機関との連携」
大野 輝之 東京都 環境局企画担当部長
「新エネルギーの推進と金融」
市川 類 経済産業省 新エネルギー対策課 RPS 推進室室長
「金融のグリーン化を目指す環境省の取組」
鎌形 浩史 環境省 総合環境政策局環境経済課長
14:45~15:00 コーヒーブレイク
15:00
ビジネスセッション
「風力発電事業へのファイナンス例」
澤柳 壽宏 みずほコーポレート銀行
プロジェクトファイナンス営業第二部 インフラ・環境チーム 参事役
「Finance for Wind Power Project」(英文)
堀 俊夫 株式会社グリーンパワーインベストメント 代表取締役
「カーボンアカウンティング(炭素会計)への取り組み」
小田原 治 みずほコーポレート銀行
プロジェクトファイナンス営業第一部 グローバル環境室 室長
16:00
コミュニティーセッション
「持続可能な社会のカギとなる市民の地域エネルギーオーナーシップ」
飯田 哲也 ISEP 所長、自然エネルギー市民基金 代表理事
「ap bankについて」(配布資料なし、当日プレゼン資料は後日掲載予定)
見山 謙一郎 ap bank CEO
17:00-17:30
クロージングセッション
18:00-20:00 レセプション
主催者略歴
Eric Usher (エリック・アッシャー)
カナダクィーンズ大学工学部電気工学科、フランス、フォンテンブローのビジネススクール INSEAD のビジネスアドミニストレーション修士課程卒業。
国連環境計画( UNEP )エネルギー部門のコーディネーター、自然エネルギーと金融ユニット部長として、持続可能なエネルギーへの融資プログラム活動全般を担当している。
このプログラムは、よりクリーンなエネルギーのインフラに向けた融資へのアクセスや、融資する新たな手段が無い地域に、クリーンなエネルギーサービスを届けるための新しいアプローチに焦点を当てている。
UNEP 勤務の前は、モロッコの太陽光農村電化会社 Noor S.A. のゼネラルマネージャーや、カナダケベック州ヴァレンヌのエネルギー多様化研究所においてエネルギー技術商品化プロジェクトのプログラムマネージャーを務めた経験がある。
末吉竹二郎(すえよし たけじろう)
1945 年生まれ。 67 年東京大学経済学部卒業、三菱銀行入行。 89 年より米州本部に勤務。ニューヨーク支店長、取締役、東京三菱銀行信託会社(ニューヨーク)頭取。 98 年日興アセットマネジメントを経て、国連環境計画・金融イ二 シャチ ブ特別顧問就任。
2003年10月 UNEPFI 東京会議を招致、 [ 東京宣言 ] を発表。 SEFI アドヴァイザリー・ボードメンバー。 現在、環境問題や企業の社会的責任 ( CSR/SRI )について講演など多忙な日々を過ごしている。
「みのもんたの朝ズバッ!」のレギュラー・コメンテイター、その他 TV などで活躍中。「カーボンリスク」(共著、 2006 )、「日本新生 ―21 世紀の切り札は CSR 」( 2004 )。
飯田 哲也(いいだ てつなり)
1959 年生まれ。京都大学工学部原子核工学科、東京大学大学院先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。 NPO 法人環境エネルギー政策研究所所長、自然エネルギー市民基金代表理事、ルンド大学(スウェーデン)客員研究員。
自然エネルギー政策を筆頭に、市民風車やグリーン電力など日本の自然エネルギー市場における先駆者かつイノベータとして、国内外で活躍している。
中央環境審議会、総合資源エネルギー調査会、東京都環境審議会委員などを歴任。
「自然エネルギー市場」(共著、 2005 )、「エネルギーと私たちの社会-デンマークに学ぶ成熟社会-」(訳書、 2002 ) 、 「北欧のエネルギーデモクラシー」( 2000 ) など。