文字サイズ
標準
拡大

国会エネルギー調査会(準備会)第106回

11月30日~12月12日の日程で、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)がドバイ(UAE)で開催されています。今夏は記録的な高温で「地球沸騰化」との表現が散見されましたが、世界ではそれだけではなく、洪水、干ばつ、熱波、森林火災など多岐にわたる自然災害が発生しました。いずれも、気候変動によるものだと言えますが、世界ではこうした状況下、2年前のCOP26で採択された「パリ協定」で掲げられた「1.5度目標」に向けて様々な施策を講じ、再エネをはじめとした脱炭素エネルギーへシフトしています。
そして、COP28では、「世界全体の再エネ設備容量を2030年までに3倍」にするという誓約が発表されましたが、今の日本の目標では2倍にも達していないという状況です。他方、米国を中心にまとめられた「世界の原発の設備容量を2050年までに3倍に増やすという宣言」に日本は賛同しました。そもそも破綻した核燃料サイクルや使用済み核燃料の処分をどうするかなど、原発に関する課題は取り残されたままです。福島第1原発事故の反省と教訓はどこに行ったのか、政府の姿勢が問われます。
今回の国会エネ調では、年内最後の開催となりますが、これからのエネルギー政策全般について議論できる場ともしたいと考えています。奮ってご参加ください。

日程・テーマ等

日時:2023年12月12日(火)16:15~18:00
場所:衆議院第一議員会館国際会議室(※ハイブリッド開催)
共催:国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム、超党派議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」
テーマ:どうなる!?日本のエネルギー政策~COP28から考えるこれから~

プログラム

1. 説明

環境省(COP28についてなど)、経済産業省
(陪席:内閣官房再エネTF)

2. コメント

国会エネ調(準備会)有識者チーム

3. 討議・意見交換

出席国会議員、有識者を交えて

出席予定者

国会議員(原発ゼロ・再エネ100の会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー

傍聴について

今回の国会エネルギー調査会(準備会)はハイブリッド開催となります。
記者記章をお持ちのマスコミ関係者は会場に直接お越しいただくことが可能です。それ以外のメディアの方と一般の方はオンライン会議システム(Zoom)からご参加ください。後日YouTubeにて当日の議論の模様を収録した動画を公開しますので、そちらも併せてご覧ください。

ZoomミーティングID:863 8923 7743
パスコード:132029
URL:https://us06web.zoom.us/j/86389237743?pwd=R4ZEzFbKSVPDq9InXK5bhwqJbuCQl3.1

映像・資料公開

資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。

リンク

  • プレスリリース本文(Web)はこちら
  • 国会エネルギー調査会(準備会)についてはこちら