国会エネルギー調査会(準備会)第100回
2022年12月4日
今夏、政府は7年ぶりに全国の家庭や企業に節電を要請しました。近冬や来年についても電力需給が厳しいとして、政府は原発の再稼働を進める方針を掲げています。
しかし、そもそも電力不足の実態はどうなのか。対策として原発が適切なのかは検証されていません。
一方、世界的な化石燃料価格の高騰により、2021年度後半から2022年度にかけて、日本でも電気料金が上昇しています。燃料価格高騰の影響は旧一般電気事業者にもありますが、新電力への影響はさらに深刻です。電力市場価格の高騰が同じく続いているためです。その背景の一つには、旧一般電気事業者の発送電分離が根本的に進んでいないことで、再エネに不利な状況が続いています。
また、再エネ由来のFIT電気の価格が高騰せざる得ないことで、再エネを重視して調達する新電力や地域新電力も、特に大きな影響を受けています。生活・生命に必須なエネルギーのあり方と現状について徹底討論します。
日程・テーマ等
日時:2022年12月6日(火)16:00~18:00
場所:衆議院第1議員会館国際会議室(※ハイブリッド開催)
共催:国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム、超党派議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」
テーマ:電気料金高騰、原子力は解決になり得るか
プログラム
1. 報告①
竹村英明氏(グリーンピープルズパワー代表取締役)
「「市場価格高騰の影響と仕組み」と「FIT再エネ電気の行方」」
2. コメント及び署名提出
吉田明子氏(国際環境NGO FoE Japan理事)
3. 講演②
高橋洋氏(都留文科大学教授) ※オンラインでのご講演
「欧州と日本のエネルギー危機:原子力は解決策になり得るか?」
4. 説明
経済産業省資源エネルギー庁
5. 討議・意見交換
出席国会議員、有識者を交えて
出席予定者
国会議員(原発ゼロ・再エネ100の会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー
傍聴について
今回の国会エネルギー調査会(準備会)はハイブリッド開催となります。
記者記章をお持ちのマスコミ関係者は会場に直接お越しいただくことが可能です。それ以外のメディアの方と一般の方はオンライン会議システム(Zoom)からご参加ください。後日YouTubeにて当日の議論の模様を収録した動画を公開しますので、そちらも併せてご覧ください。
Zoom ミーティングID:825 0732 7039
パスコード:706274
URL:https://us06web.zoom.us/j/82507327039?pwd=ZFcyWU1iUFMwYi9hTDljRGl0VFB5dz09
映像・資料公開
資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。
リンク
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