国会エネルギー調査会(準備会)第97回(10/12)
2022年10月7日
国会エネルギー調査会(準備会)第97回
原子力政策の現在とこれから~政府GX実行会議をふまえて~
東日本大震災から11年半、いまだに福島第一原発事故は収束していません。政府はこの間、「福島第一原子力発電所事故の経験、反省と教訓を肝に銘じて取り組むことが、エネルギー政策の原点。」であり、「再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り原発依存度を低減する。」(第6次エネルギー基本計画)としてきました。しかし、今年8月24日に開催された政府「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」で突如従来方針を転換。原発の「7基追加再稼働」や運転期間の延長、次世代革新炉の建設による原発の新増設やリプレースの検討などの原発推進の方針を示しました。この背景には、ロシアによるウクライナ侵攻に伴うエネルギー市場の混乱・電力の安定供給への危惧からとされますが、原発事故から11年半経過してもなお、廃炉計画や燃料デブリ取り出し予定は不透明であり、使用済み核燃料処理サイクルも未確立、汚染水処理問題等、多岐にわたる課題が山積みです。我が国の原子力政策がどこへ向かおうとしているのか。“原発ゼロ・再エネ100”の観点から徹底討論します。
開催詳細
日時:2022年10月12日(水)16:00-18:00
場所:衆議院議員会館第1第2会議室 ※ハイブリッド開催(一般参加[傍聴]はZoomのみ)
主催:超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」/国会エネ調有識者チーム
主催:超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」/国会エネ調有識者チーム
プログラム(案)
① 講演:吉原毅様 (原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長)
「原発回帰!?政府の原発政策を問い直す(仮)」
② コメント:飯田哲也 (環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長
3・11から11年~原子力と放射能を巡る「偽りの現実」と日本の「倒錯」
③ 説明:経済産業省
④ 参加国会議員・有識者を交えた総合討議・質疑応答