国会エネルギー調査会（準備会）第91回
2021年5月23日
今回は現在政府で議論されているエネルギー基本計画を議題とします。
経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会第42回（4月28日）において、「次期エネルギー基本計画の骨格（案）」が公表されました。国際社会がカーボンニュートラルに向けて、温室効果ガスの中長期目標を大幅に引き上げています。そうした国際的な動向の中で、菅義偉首相も「2050年カーボンニュートラル」「2030年、温室効果ガス2013年比46%減」を表明しました。では、具体的に必要な対策は何でしょうか。
再エネ・省エネの目標は適切なのか。新増設や老朽原発の稼働が前提とならざるを得ない原発回帰は許されるのか。国際社会から批判される石炭火力を使い続けることが許されるのか。あるいは試算の根拠になるコスト検証やシナリオ分析は妥当なのか。今回は基本政策分科会の委員でもある高村ゆかり・東京大学教授から基調報告を頂き、エネルギー基本計画の本来のあるべき姿を徹底討論します。
日程・テーマ等
日時：2021年6月10日（木）16:00～18:00
場所：オンライン開催（https://youtu.be/vaGiy1R3mgA）
共催：国会エネルギー調査会（準備会）有識者チーム（事務局：環境エネルギー政策研究所）、超党派「原発ゼロの会」改め「原発ゼロ／再エネ100の会」
テーマ：エネルギー基本計画の本来の在り方について
プログラム
1. 講演
高村ゆかり氏（東京大学 未来ビジョン研究センター教授）
2. 説明
経済産業省
3. 討議・意見交換
出席国会議員、有識者を交えて
（※質疑対応：経済産業省に加え、環境省、内閣官房（成長戦略会議「成長戦略実行計画案」担当） ）
○ 出席予定者
国会議員（原発ゼロの会メンバー等）
国会エネルギー調査会（準備会）有識者チームメンバー
傍聴について
第89回～第91回はオンラインによる開催となります。Youtube Liveで配信しますので、こちら（https://youtu.be/vaGiy1R3mgA）にアクセスしてください。
映像・資料公開
当日資料はこちらにアップロードしています。また、高村ゆかり氏の資料に関しては、ファイル容量の問題からこちらに分割しアップしています。
資料・動画は後程こちら（https://www.isep.or.jp/archives/library/5024）からご覧いただけます。