【プレスリリース】「3.11後のエネルギー戦略ペーパー No.4 Ver.1.1:被害救済と国民負担最小化のための福島原発事故賠償スキーム ~東電・官僚・銀行の利益第一」ではなく「日本の未来第一」を〜」
2011年5月13日
■ 概要
2011年3月11日の東日本大震災をきっかけとして発生した、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、「レベル7」というチェルノブイリ原発事故に並ぶ史上最悪の原発事故となり、計り知れない被害を広範囲に及 ぼし、今なお収束していない。こうした状況のなか、政府と東京電力は、東京電力と現行エネルギー政策の 存続の既成事実化を、賠償スキームを用いて図ろうとしている。 本ペーパーは、そうした動きの問題点を示しつつ、被害救済と国民負担最小化のための福島原発事故賠償 スキームを提示し、「東電・官僚・銀行の利益第一」という政府・東電の路線を、「日本の未来第一」に改 めるよう提言する。