【プレスリリース】「国会エネルギー調査会」設置に向けた 「国会エネルギー調査会準備会」(第11回)の開催について
2012年7月28日
第11回では、国会事故調(7月5日)ならびに政府事故調(7月23日)による最終報告の公表・提出をうけ、それらを検証するとともに国会でいかに受け止めるべきかを論議します。また、7月26日に政府より提示のあった原子力規制委員会の人事案についても検証します。
国会事故調は、規制当局に対する国会の監視や国会による継続した調査を提言していますが、それらについて国会で受け止め議論する場は設けられておらず、政 府事故調の最終報告等も踏まえてその可能性を追求することが求められます。また、原子力規制委員会の人事については、提示に至る過程や人選の適格性につい て懸念の声も多く、国会における十分な検証と論議が必要です。
これまで基本問題委員会の委員の有志で基本問題委員会自主的分科会を開催してきましたが、今回国会でも与野党の超党派議員による「原発ゼロの会」が「国 会 総合資源エネルギー調査会(仮称:国会エネ調)」の設置等を目指すことになり、並行して、両者の共同によるオープンな議論の場として「国会エネルギー調査 会準備会」を開催しています。
マスコミおよび一般の皆様のご参加をお待ちしております。
■ 日程・テーマ等
* 日時 2012年7月30日(月)16:00 − 18:00
* 場所 衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
* 共催 原発ゼロの会
総合資源エネ調基本問題委員会自主的分科会
* テーマ
国会事故調報告をうけた国会の役割を考える(仮)
報告:黒川 清(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調) 元委員長)
国会事故調と政府事故調の報告について
説明:宇田左近(国会事故調 元調査統括)
小林新二(政府事故調 事務局長)
原子力規制委員会の人事案を問う
説明:内閣官房(予定)
* 出席予定者
- 国会議員(原発ゼロの会メンバーはじめ関心をお持ちの議員の皆さま)
- 経産省総合資源エネ調基本問題委員有志・内閣府原子力委員会新大綱策定会議構成員有志
■ 今後のテーマ
「国会エネ調準備会」では、以下のようなテーマを取り上げていきます。
* 原発再稼働と電力需給 – この夏の電力は足りるか?
* 「エネルギー政策見直し」の問題と改善方策 – 委員会運営と議論は適切か?
* 原発依存度・再生可能エネルギー・温暖化戦略等 – 2030年原発依存20%案は新増設前提?
* 「国会エネ調」設置提言と自主「国会エネ調」の継続 – 開かれた議論を国会で!
■ 事務局連絡先
* 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
* 環境エネルギー政策研究所(自主的分科会事務局)TEL:03-6382-6061
■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について
* プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは環境エネルギー政策研究所の担 当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@ に変更してご送信ください。)
* 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
* ISEP Ustreamチャンネルにてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。