Energy Transition and Energy Democracy in East Asia（書籍）

2022年4月11日

当研究所理事明日香壽川が編集・寄稿、当研究所所長飯田哲也、理事佐々木寛が寄稿した英語書籍『Energy Transition and Energy Democracy in East Asia（東アジアのエネルギー転換とエネルギーデモクラシー）』（Springer）が出版されました。

本書はオープンアクセスのため、無料でPDFおよびEPUBをダウンロードできます。紙版はSpringerのWebサイトから直接ご注文お願いします（ソフトカバー 5,719円（税込）、ハードカバー 7,149円（税込））。

はじめに

本書の主題は、この地域のエネルギー転換について、政府、地域社会、企業、研究者、NGOがどのような取り組みを行っているのか、地に足の着いた情報を提供することです。経済成長とともにCO2排出量の増加が著しい東アジアのエネルギー転換の最新像を示しています。

本書は、エネルギー転換の技術的な視点だけでなく、民主主義とエネルギー転換の関係にも焦点をあてています。本書を読めば、この地域でエネルギー転換を進めるために、どのような国際的な支援や圧力が必要なのかが理解できます。

エネルギー転換は、気候変動対策だけでなく、COVID-19パンデミックからの「緑の復興」にも必要であり、本書の出版は、「緑の復興」「グリーンニューディール」を世界的に推進するために非常に有益です。

キーワード

Climate Change, Renewable energy, Green recovery, Green New deal, Environmental governance, International cooperation, Policy formulation process,s Role of the media

編者

明日香壽川（東北大学東北アジア研究センター）
金丹（東北大学東北アジア研究センター）

DOI

https://doi.org/10.1007/978-981-19-0280-2

Energy Transition and Energy Democracy in East Asia（書籍）

はじめに

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