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オンライントークセッション「CAP HORN開談 エネルギーと社会の明日を探る」配信開始のお知らせ

当研究所は、COVID-19後のこれからの世界の姿を展望するオンライントークセッション「CAP HORN 開談 エネルギーと社会の明日を探る」の配信を開始いたしました。

2020年は、COVID-19の急激な感染拡大により、それ以前とはまったく異なる世界へと変わりました。都市部への人口集中、生産性の停滞、ITテクノロジー活用の遅れ、気候変動対策・エネルギー転換の遅れなど、認識されながらも先送りされてきたさまざまな社会的課題が一気に現実の問題として顕在化し、あらゆる分野で「新しい日常」への対応を迫られることとなりました。また、エネルギー分野においては、停滞した経済からの回復に自然エネルギーのさらなる普及拡大が重要であることが改めて認識されるようになりました。

このような急激な社会の変容のなかで設立20周年を迎える当研究所は、エネルギーと社会の明日を探る試みとして、所長 飯田哲也が、さまざまな分野から多彩なゲストを迎え、エネルギー分野との境界を超えた「新しい領域」を縦横無尽に語り合い、これからの世界の姿を展望するオンライントークセッション「CAP HORN開談 エネルギーと社会の明日を探る」をYouTubeにて配信してまいります。

記念すべき第1回は、金子勝氏(立教大学大学院 特任教授/慶応義塾大学 名誉教授/ISEP理事)をゲストに迎え、COVID-19後に限界費用ゼロの自然エネルギーが切り拓く新しい分散型経済の社会像を探ります。ご視聴の上、当研究所のYouTubeチャンネルへのご登録をお願いいたします。

「CAP HORN」について

現在、新しい分散型エネルギーシステムへの転換をリードするデンマークは、1970年代の石油危機をきっかけに、原発導入をめぐる論争がはじまり、省エネ・自然エネルギーへの転換を模索する動きが生まれました。その際、デンマーク工科大学のヨアン・ノルゴー博士やニールス・マイヤー博士をはじめとする知識人が集い、持続可能な社会に向けた戦略を議論していたコペンハーゲン・ニューハウンのレストランが「CAP HORN」です。新たな社会の創造に向けた知を探る場としてのシンボルにちなみ、「CAP HORN 開談」を展開してまいります。

Photo by Christian Möller on Unsplash

このプレスリリースに関するお問い合わせ

認定NPO法人環境エネルギー政策研究所
担当:古屋、濱本
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TEL: 03-3355-2200 FAX: 03-3355-2205