第2回世界ご当地エネルギー会議 開催のお知らせ
2018年7月9日
マリ・フォルケセンター、世界風力エネルギー協会、環境エネルギー政策研究所は、2018年11月8〜10日「第2回世界ご当地エネルギー会議(the 2nd World Community Power Conference, WCPC2018)」をマリ共和国・バマコにて開催いたします。この会議には、「再生可能な未来のためのコミュニティパワー」のテーマのもと、アフリカでのコミュニティパワーの出発点とするため、国・地域・国際的なコミュニティパワーの関係者が多数集います。
開催概要
会議名:第2回世界ご当地エネルギー会議
主催:マリ・フォルケセンター、世界風力エネルギー協会、環境エネルギー政策研究所
日程:2018年11月8〜10日
開催国:マリ共和国
会場:Hotel L’Amitié (マップ・ホテル)
公式言語:英語およびフランス語
参加費:無料
Webサイト: www.conference.community
WCPC2018には、世界中のコミュニティパワー関係者が参加し、どのように自然エネルギーの恩恵をすべての人々に最大化できるのか、アフリカ地域に重点を置いて議論します。クリーンで、民主的に制御され、参加型かつ分散型の自然エネルギーへの移行は、世界全体、そして、特にアフリカおよびマリ共和国にとっての課題です。それは、中央集中型のシステムから分散型の自然エネルギーシステムへと移行することを意味します。また、コミュニティパワーに取り組むことで、地域コミュニティにさらなる恩恵がもたらされるでしょう。
WCPC2018は、日本の福島市で開催された「第1回世界ご当地エネルギー会議2016(WCPC2016, 共催:全国ご当地エネルギー協会、環境エネルギー政策研究所、世界風力エネルギー協会)」に続いて開催されます。WCPC2016には、日本と世界から600名を超えるコミュニティパワー関係者が集い、世界の自然エネルギーへの移行においてコミュニティパワーが果たす役割を議論しました。WCPC2016では、世界のコミュニティパワー戦略と国・地域への示唆も議論され、「福島ご当地エネルギー宣言」が採択されました。
WCPC2018は、下記を目的として開催いたします。
- 気候変動による負の影響や原子力の危険性に対して、より参加型の自然エネルギーの未来を創り出すことが必要であり、その解決策としてのコミュニティパワーを第1回WCPCに続いて国際的なレベルで推進する
- 多数のステークホルダーの参加、特に金融支援や普及啓発などを通じて、マリ共和国やアフリカにおけるコミュニティパワーとその多様な恩恵についての認知度を高める
- 持続可能な開発目標7(SDG7)や国別削減目標(NDC)への示唆を含む、国レベルおよび国際レベルの双方で明確かつ包括的な政策提言を採択する
また、以下のトピックに関するプレゼンテーションとディスカッションを予定しています。
- コミュニティパワーのビジネスモデル 成功したプロジェクト
- 国によるコミュニティパワー支援政策スキーム
- コミュニティパワーと国際枠組み:SDGs、パリ協定とNDCs、緑の気候基金など
- 採用されている技術
- 統合エネルギーコンセプトとセクターカップリング
- 自然エネルギーと農業
- 人材育成
WCPC2018は、すでにマリ共和国政府、ドイツ環境省、ドイツ国際協力公社、その他の国際機関からの支援を得ています。
お問い合わせ
WCPC2018事務局:
Malifolkecenter Nyetaa
Faladié SEMA, Rue 800, Porte 1293, Bamako
BP E4211, Republic of Mali
Tel: +223 2020 0617
Contact person: Mrs. Johanna Togola
E-mail: j.togola@malifolkecenter.org
日本国内お問い合わせ:
認定NPO法人環境エネルギー政策研究所
東京都新宿区三栄町3-9
Tel: 03-3355-2200
Fax: 03-3355-2205
Web: お問い合わせフォームはこちら
※ ご参加の検討にあたっては、外務省海外安全ホームページなどで現地情報および各種予防接種の対応を必ずご確認下さい。