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お知らせ

【お知らせ】4月19日(火)18:00の回上映終了後@オーディトリウム渋谷(ユーロスペース2F)、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」のトークイベントに飯田哲也が出演

■映画「ミツバチの羽音と地球の回転」のトークイベント
 鎌仲ひとみ監督、飯田哲也
 2011年4月19日(火)18:00の回上映終了後@オーディトリウム渋谷(ユーロスペース2F)
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【お知らせ】4月19日(火)18:45~19:45、東京FM タイムライン「60分でわかる今日のニュースと考えるヒント」に飯田哲也が出演

■東京FM
 タイムライン「60分でわかる今日のニュースと考えるヒント」
 岸博幸、飯田哲也
 2011年4月19日18:45~19:45
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【お知らせ】4月17日(日)19時@Naked Loftにて、緊急決定!河野太郎×飯田哲也トークライブ「福島後のエネルギー政策」(Ust中継)を予定

■【☆飯田哲也/Ust中継予定】19時~@Naked Loft
 緊急決定!河野太郎×飯田哲也トークライブ「福島後のエネルギー政策」[詳しくはこちら]
 【出演】河野太郎(自民党衆議院議員)/ 飯田哲也(ISEP環境エネルギー政策研究所所長)
 【日程】4月17日(日)OPEN17:30 / START18:30
 【予約】前売¥1″”

【プレスリリース】過去のプレスリリース

2011/04/15 4月18日(月)16:30より、「ISEP Ustream チャンネル(Ustreamで中継する生放送会見)」スタート(PDF) 2011/04/05 「3.11後のエネルギー戦略ペーパー」No2 「3.11 後の原子力・エネルギー政…続きを読む

【プレスリリース】4月18日(月)16:30~、第1回「ISEP Ustream チャンネル(Ustreamで中継する生放送会見)」配信スタートのお知らせ

飯田哲也が、福島第一原発事故に関するこれまでのISEP活動概要、事故の現状、認識、欧州出張報告、エネルギーシフトなどについて発信します。
【ISEP Ustreamチャンネル詳細】
■ Ustreamで中継する生放送会見(週1回を予定)
■ 場所:環境エネルギー政策研究所(東京都中野区中央4-54-11)【このプレスリリースに関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 
環境エネルギー政策研究所(ISEP) 
担当:本城、氏家
〒164-0001 東京都中野区中央4-54-11
E-mail: info01@isep.or.jp  
TEL: 03-6382-6061 FAX:03-6382-6062

【お知らせ】本日20:55より、J-WAVE(FMラジオ81.3mkh・都圏ネット)「JAM THE WORLD」にて、当研究所の田中信一郎が出演

■放送局:J-WAVE(FMラジオ・81.3mkh・首都圏ネット)
 番組名:JAM THE WORLD(ニュース番組・月~金20時~21時50分/生放送)
 コーナー名:15MINUTES(20:55~21:00頃まで)
 出演:環境エネルギー政策研究所 客員研究員 博士 田中信一郎
 [詳しくはこちら]“”

【お知らせ】本日、TBSテレビ「ニュース23」にて、太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援「つながり・ぬくもりプロジェクト」の取材風景が紹介

■TBSテレビ「ニュース23」
 太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援「つながり・ぬくもりプロジェクト」の取材風景
 放送日:2011年4月14日(木)23:10~
 プロジェクト放映予定時間:23:30前後の1分程度

  ◇太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援
   「つながり・ぬくもりプロジェクト」
   (特設ページ)[詳しくはこちら]“”

【メディア掲載】asahi.com(朝日新聞社)に、飯田哲也のインタビュー記事「原子力からシフトを」自然エネルギー、50年までに100%に が掲載

■asahi.com(朝日新聞社)
 飯田哲也インタビュー記事(全2ページ)
 「原子力からシフトを」 自然エネルギー、50年までに100%に
 掲載日:2011年4月13日11時2分
【掲載記事】[詳しくはこちら]

(以下、一部再掲)

「エネルギーシフト」という提言に注目が集まっている。代替エネルギー研究で知られる環境エネルギー政策研究所の飯田哲也(てつなり)所長(52)が提案した。注目の背景には「エネルギーを原子力に頼っていてよいか」という問題意識の高まりがある。

――飯田さんは持続可能なエネルギーの研究や政策提言を仕事にしていますが、
  以前は原子力関係の技術者だったのですね。

   (飯田)鉄鋼メーカーで1992年まで、放射性物質関係の研究・開発をしていました。福島第一原発
       にある使用済み核燃料の乾式貯蔵施設の設計も手がけました。

――なぜお辞めになったのですか。

   (飯田)電力会社と原発メーカーと中央省庁などが作る「原子力ムラ」に貢献し続ける人生が、
       むなしくなったからです。

――今のエネルギー論議をどう見ますか。

   (飯田)世の中の人々は「原子力は避けたい」と思っているが、「やはり必要」という刷り込みに影響され
       ている。原子力関係者は「原子力は継続するが、ほとぼりが冷めるまでは石炭火力と天然ガスでつ
       なぐ」というシナリオを書いている。

――「戦略的エネルギーシフト」とは何ですか。

   (飯田)原子力に電力の約3割を依存する従来の体制から、自然エネルギーなどへ比重を移し、エネルギー
       の全体バランスを漸進的に変えていこうという案です ([詳しくはこちら])。

       現行では10%程度である自然エネルギーの割合を2020年までに30%、50年には100%
       に上げることを目標に掲げています。自然エネルギーの内訳は水力や太陽光、風力、バイオマス、
       地熱発電などです。

       ドイツは、電力に占める自然エネルギーの割合を過去10年で6%から16%に高めた。今後10年
       で35%に伸ばす目標も持っている。政府が政策的にテコ入れをすれば投資や技術開発が進み、市場
       が広がっていくという見本です。(…続く)[詳しくはこちら]“”

【メディア掲載】朝日新聞(朝刊)にて、「首都圏発」『家の電力を見直す「太陽光生活」手応え』が掲載

※こちらの記事には、当研究所の「3.11後のエネルギー戦略ペーパー」「自然エネルギー白書2011」が引用されています。

■朝日新聞(朝刊34ページ)
 「首都圏発」『家の電力を見直す「太陽光生活」手応え』
 【PDFダウンロード】[詳しくはこちら]

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【お知らせ】(社)サイエンス・メディア・センター ・SMC-Japan.orgより、飯田哲也の講演録「3.11後の原子力・エネルギー政策の方向性」公開

■(社)サイエンス・メディア・センター ・SMC-Japan.org
 公開日:2011年4月8日
 【コンテンツ】
   はじめに:福島第一原発の現状
   1.原発震災の出口戦略
   2.原発震災の教訓化戦略と原子力安全行政の刷新戦略
   3.原子力・エネルギー政策の転換戦略
   4.緊急エネルギー投資戦略
   [詳しくはこちら]

(以下、一部再掲)

◇はじめに. 福島第一原発の現状

 原子力の仕事をしていたのは20年前です。原子炉本体ではなく、放射性物質の管理をしていました。福島第一原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設の規則作りに関わり、その後、申請者側として設計と安全許認可を担当しました。

 イントロダクションとして、今の事故をどう見ているかお話します。

 今起きている事故は、間違いなく世界史に残る最悪事故の一つであるということは共通認識だと思います。フランス、オーストリアから、既に放出され た放射性物質がチェルノブイリの数10%と指摘してされていますし、スティーブン・チュー(米国エネルギー省長官)がニューヨークタイムズに語ったところ によると、シミュレーションコードに基づいて原子炉の中でメルトダウンが起きている様子を語っています。

 日本では、そういう評価を全くやっていませんが、メルトダウンの様子をシミュレーションするコード(アメリカではセーフティーコードと呼ぶ)を、 アメリカなどいくつかの国では持っていて、出てくる核種からも、メルトダウンは間違いないと評価しているのです。また、格納容器と圧力容器が1、2、3号 機で破損しているだろうということも相当確からしいです。

 このあたりは、京大の小出さん(小出裕章氏:京都大学原子炉実験所)とか後藤さん(後藤政志氏:元東芝原子炉設計者)が詳しく解説されています。

 私の本題は、そこから後です。現時点で、これまでとってきた対応が常に後手後手で、その場しのぎで、より深刻な状態になって、泥縄式に対応すると いうのが見受けられます。朝日の論座1997年の2月号で始めて活字になった「原子力ムラ」、私が名付け親なんですが、の無策、無能、無責任な構造に加え て、官邸主導と、当事者意識と当事者能力のない原子力保安院と東電の3つのリーダーシップの混乱がこの現状まで悪化させてきたのだと思っています。

 現時点で汚染水の処理が最大の課題になっていますが、タンカーなどであれが完全に処理できたとして、そのあと通電したとしても、中の核分裂生成物 が相当程度に出ている状況において、一次冷却水の閉じ込めを復旧するような溶接とかポンプの取り替えもしなきゃいけないとなると、水で冷却する閉じ込め機 能に戻していくというのは、早い段階であきらめた方がいいんじゃないかと思います。

 放水をしながら注水をしながら汚染水の処理を続けていくというのは、短期的にはそれは避けられないことではあるのですが、それを優先的にやってい くと、作業員の被ばく総量を、個人・集団ともに、いたずらに増やしてしまうだけです。出口戦略側に早急に移らなくてはいけません。

 今日はそこを含め、二度と悲劇を繰り返さないための戦略を提言します。(カッコ内SMC注記)[詳しくはこちら]“”