【特集】東北関東大震災による福島原発事故関連の情報
2011年3月20日
2011年3月11日(金)14時46分頃に発生した東北関東大震災に関しまして、被害に遭われた皆様、ご親族、ご友人、ご関係者の皆様におかれましては心よりお見舞い申し上げます。
環境エネルギー政策研究所(ISEP)より、東北関東大震災による福島原発事故関連の情報を以下にご紹介させて頂きます。
ISEP所長の飯田哲也より、原発事故関連のツイートをしております。こちらも是非チェックしてください。
■6/11(土)ISEPプレスリリース(PDF)
■5/23(月)ISEPプレスリリース(PDF)
~法案可決の上で、自然エネルギーの本格的な普及に向けて、政省令レベルでの改善が必要
■5/16(月)ISEPプレスリリース(PDF)
■5/13(金)ISEPプレスリリース(PDF)
「3.11後のエネルギー戦略ペーパー」No.4 Ver.1.1
~東電・官僚・銀行の利益第一」ではなく「日本の未来第一」を~
■5/9(水)ISEPプレスリリース(PDF)
「東北復興エネルギー戦略 ~2020 年東北・自然エネルギー100%プラン~」
環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也、主席研究員 松原弘直、客員研究員 博士 田中信一郎
■5/9(水)ISEPプレスリリース(PDF)
~原発を全停止しても電力は不足せず、安全性で正しい政治判断をすべき~』
環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也、主席研究員 松原弘直
■5/6(金)ISEPプレスリリース(PDF)
環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也、主席研究員 松原弘直
■5/4(水)ISEPレポート(PDF)
■4/21(木)ISEPプレスリリース(PDF)
環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也、客員研究員 博士 田中信一郎
■4/05(火)ISEPプレスリリース(PDF)
3.11 後の原子力・エネルギー政策の方向性 ~二度と悲劇を繰り返さないための6戦略~
■4/04(月)ISEPプレスリリース(PDF)
環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也、主席研究員 松原弘直
■4/04(月)ISEPプレスリリース(PDF)
4月4日(月)16:30@衆議院第二議員会館 第7会議室(地下1階)にて
~太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援~ 記者会見開催のお知らせ
■4/02(土)ワーキンググループ RS I 3 レポート(PDF)
2011年3月16日付
■3/23(水)ISEPプレスリリース(PDF)
環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也、主席研究員 松原弘直
■3/22(火)ISEPレポート(PDF)
環境エネルギー政策研究所 客員研究員 博士(政治学)田中信一郎
■3/20(日)ISEPプレスリリース(PDF)
~楽観はできないがチェルノブイリ級の破滅的事象はない見込み~ (2011.03.20)
本モニタリングデータの計測 ポイントは、グラフ下のマップに示しています。
■ 福島第一原発の放射線モニタリングデータ(4月4日18:00時点まで)
■3/21(祝)原発事故における放射線の警戒値と危険値に関する記事を以下にご紹介します。
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スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)
山内正敏氏
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(以下、再掲)
放射能に関して、 放射線医学総合研究所(事故対策本部に加わった組織)を始めとして、多くのメディアや研究者が
『現在の放射能の値は安全なレベルである』 という談話を発表していますが、残念ながら、どの組織も 『どこまで放射線レベルが上がったら行動を起こすべきか(赤信号と黄信号)』 を発表していません。これでは近隣地域の人々の不安を払拭する事は出来ないと思います。行動を必要とする危険値や警戒値を語らずに『安全です』と 言ってそれは情報とは全く言えないからです。これは我々が取り扱っている宇宙飛翔体での管理についても言える事です(その為に宇宙天気予報があります)。
そこで、少々荒っぽいですが、行動指針を概算してみました。科学的に厳密な予測は気象シミュレーションや拡散条件など多分野に渡る計算を必要と して、短い時間にはとても出来ないので、多少の間違いもあるかも知れませんが、緊急時ですので概算をここに公表します(3月19日現在)。
先ず第一に、刻々と変化する放射能に対してどう判断するかです。色々な研究所が上限値を出していますが、これが総量である事が問題です。というのも測定値 は1時間当たりの値だからです。とりあえず、総量100ミリSv(Svはシーベルト)という数字で考えてみます。この数字は原子力関係者が平時に受けて良 いとされる政府基準・東電基準で(国際基準は500ミリSv)、更に妊婦を除く大人が受けても大丈夫と科学的に示されている値でもあります( R.L. Brent の2009年のレビュー論文を参照)
気がついてから脱出まで半日かかるとして…(詳しくはこちら)
■3/16(水)効果的な電力・エネルギー政策に対する提案をご紹介します。
■3/30(水)岩波書店『世界』
2011年1月号特集「原子力復興という危険な夢」
「新政権の環境エネルギー政策はなぜ逆噴射したか」
飯田哲也 (環境エネルギー政策研究所所長)
【PDFダウンロード】[詳しくはこちら]
発売日:2010/12/8
■第519回マル激トーク・オン・ディマンド
ビデオニュース・ドットコム「あえて最悪のシナリオとその対処法を考える」
2011年03月25日(金)21:00放送開始予定
出演:飯田哲也(NPO環境エネルギー政策研究所所長)、小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)、青木理(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)、神保哲生(ビデオニュース・ドットコム代表)ほか
(番組内容)作業員が被曝し、タービン建屋内の水から通常の1万倍の放射能が検出されするなどの事態を受け、遂に原子力安全・保安院は25日、福島第一原発3号機で「原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」ことを認めたが、実際は津波・・・ [詳しくはこちら]
■朝日ジャーナル(週刊朝日増刊2011年3月号)に、飯田哲也の寄稿が掲載
緊急増刊/知の逆襲 第2弾
「第4 の革命」で未来を切り開く地域分散型自然エネルギー開発の可能性
発売日:2011年3月15日
B5判 128 ページ
■3/18(金)20:00~21:00 朝日ニュースター ニュースの深層
「原子力政策 どう見直すべきか?」
ゲスト:飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
司会:辻広雅文(ダイヤモンド社論説委員)
(番組内容)…今回の事故を受け、世界各国では、原発政策見直しの動きが高まっていますが、日本は今後どう考えていくべきなのか…福島原発事故の現状と合わせて飯田氏に伺います。どうぞご覧ください!
■3/18(金)22:30~ ビデオニュース・ドットコム「マル激トーク・オン・ディマンド」
【緊急生放送】東北関東大震災 いま何が起きているのか
司 会 :青木理(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)
ゲスト :飯田哲也(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)
報 告 :神保哲生(ジャーナリスト)
電話出演:佐藤栄佐久氏(前福島県知事)、矢ケ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)ほか
放 送 :2011年3月18日(金)22:30~
(番組内容)神保哲生による現地報告、識者らの解説を交え、現状を正確に理解するための最新情報を、ジャーナリストの青木理、社会学者の宮台真司が生放送でお伝えする。
■3/16日(水)スウェーデンのTV番組(SVT.se)による
福島原発に関する飯田哲也のインタビュー(英語)のアーカイブを掲載
スウェーデンのTV番組(SVT.se)による
福島原発に関する飯田哲也のインタビュー内容(日本語要約)を以下に掲載
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日本のエネルギー研究者:”政府は責任を負うべき”
2011年3月16日, 11:55, (更新:同日12:11)
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【日本語要約】
日本のエネルギー政策や福島原子力発電所における事故に対する国の対応について、エネルギー関連の研究者により厳しい批判がなされた。飯田哲也氏は日本においてもはや原子力の将来はなく、今回の事故は最悪の場合、もう一つのチェルノブイリとなり得るとの見解を示している。
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東京の独立した研究機関である環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏は、過去に日本の原子力発電に関する研究をしており、日本政府が福島における状況を事故前の政策と事故後の放射性の気体の放出防止の対処方法に関して批判をしている。
— 政府による福島原子力発電所の最新の安全性評価によれば、地震および津波からの安全性の問題はないとされていた。しかし現実では、私たちは完全に異なる結 果を目の当たりにしており、自動停止後の核燃料の冷却はうまくいっていない状況だ。このような状況に対し、政府や産業は責任を負うべきである。
飯田氏は、これまで原子力発電の安全性に関しては「形式的」な考え方があり、「政治的に」コントロールされてきたと説明している。
—今回の原子力発電事故はこれまでの安全性へのアプローチは現実的には効果的ではないことを証明している。政府および産業界は、原子力発電は安全だという信条を持っていたが、今回の事故はまさしく日本のエネルギー政策の方向性を変える決定的な瞬間である。
飯田氏は、政府の対応、そして政府から市民への公報内容に関しても厳しく批判している。 |
—また最悪のケースでは、放射線はチェルノブイリ事故と同等レベルとなることも予想される。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 原 文 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇
Japansk energiexpert: “Regeringen att skylla”
Publicerad 16 mars 2011 11:55
Uppdaterad 16 mars 2011 – 12:11
■3/15(火)ビデオニュース・ドットコム「福島原発事故でわれわれが知っておくべきこと」
※ビデオニュースドットコムのサイトで無料放送中です!
ゲスト:伴英幸氏(NPO法人原子力資料情報室共同代表)
飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)
電話解説:桑鶴良平氏(順天堂大学放射線科教授)
(番組内容)東北地方三陸沖を震源とする大地震によって運転を停止した東京電力福島第一原発で、1号機に続き、3号機が水素爆発、2号機は燃料棒が一時完全露出、4号機では火災が発生するなど、事態は深刻の度合いを増している。政府は菅総理や枝野官房長官が相次いで会見し、漏れた放射能のレベルが人体に影響を及ぼすレベルまで上がっていることを認めているが、今、福島原発がどのくらい危険な状態にあるかについては、明言を避けている。いま、福島で何が起きているのか。
事態の推移を横目で睨みつつ、少しでも現状を正確に把握するための一助となる情報を、ジャーナリストの青木理が識者らに聞いた。
福島第一原子力発電所に関する最新情報は、以下サイト等で紹介されています。
★原子力資料情報室(CNIC)/Citizen’s Nuclear information Center(CNIC)
最新状況の解説を随時Ustreamでインターネット中継しています
At below web site, update status are broadcasting in Japanese and English
Japanese [詳しくはこちら]
English [詳しくはこちら]
Live Video streaming by Ustream
★ビデオニュース・ドットコム Ustream支局/(Video News,Internet broadcast)
随時生放送、録画放送が観られます
At below web site, update status are broadcasting in Japanese and English
★独立行政法人 放射線医学総合研究所(NIRS)/National Institute of Radiological Sciences
放射線分野の基礎知識、一般的な除染の方法などが紹介されています
This site introduce basic knowledge about radiation
Japanese[詳しくはこちら]
English[詳しくはこちら]
★DAYS JAPANブログ
福島原発周辺での放射線測定値の報告がアップされています
Japanese[詳しくはこちら]
★枝廣淳子さん(e’s代表)のHP
海外の震災・原発事故等に関する報道・情報をご紹介いたします
■米国原子力規制委員会(NRC)より「根拠を示して指示を出す~米国80km退避の指示」(2011.03.20)
■エネルギー環境研究所(IEER)「福島第一原子力発電所における津波後の状況
■デア・シュピーゲル誌サイト「福島原発の放射能雲の動き」シミュレーション画像(2011.03.16)
■ニューヨークタイムズより「日本における放射能放出は数カ月続く可能性あり」と専門家が見解(2011.03.15)
【原子力資料情報室より「福島第一原発で何が起きているのか」(2011/3/19)】
政府や原子力安全保安院の記者会見よりも大変詳しく説明されています。ぜひご覧ください。
http://cnic.jp/files/earthquake20110311/CNICpresentation_20110319.pdf
【原子力資料情報室より「福島第1、第2原発の状況について」の記者会見】
政府や原子力安全保安院の記者会見よりも大変詳しく説明されています。ぜひご覧ください。
○2011年3月18日の記者会見 http://www.ustream.tv/recorded/13410392
○2011年3月16日の記者会見 http://www.ustream.tv/recorded/13359218
○2011年3月13日の記者会見 http://www.ustream.tv/recorded/13293716
○2011年3月12日の記者会見 http://www.ustream.tv/recorded/13269582