【プレスリリース】 REN21『自然エネルギー世界白書2014年版』を発表
2014年6月3日
REN21『自然エネルギー世界白書2014年版』を発表
~日本の太陽光発電市場は世界2位へ、全体投資額は世界3位に躍進~
REN21(21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク、本部:フランス・パリ)は、世界の自然エネルギーに関する最新状況を取りまとめた最新レポート「自然エネルギー世界白書2014年版」”Renewables 2014 Global Status Report, GSR2014″を、米ニューヨークで開催される国連フォーラム「すべての人のために持続可能なエネルギーを」”UN Sustainable Energy for All Forum”に合わせて、2014年6月4日に発表します(レポート全文は本リリースと同時に6月3日に公表)。これは、世界100ヵ国以上の研究者の報告に基づき、REN21が毎年発行しているレポートです。先進国、途上国を問わず、豊富なデータを通して、急成長を続ける世界の自然エネルギーの「今」を伝える日本にとっても重要なレポートです。
日本国内では、3.11以降、固定価格買取制度の開始と共に日本国内の自然エネルギー市場は大きく成長し、太陽光を中心に本格的な自然エネルギーの導入が各地域で始まっています。2013年の世界の太陽光発電市場において、日本の年間の新規導入量が中国に次いで世界第2位となりました。さらに、2013年の世界での自然エネルギーへの全体投資額において、日本は前年比80%増加し、世界第3位の市場に躍進しています。
環境エネルギー政策研究所(ISEP)は、本レポートの日本関連データの取りまとめを行うと共に、飯田哲也所長がREN21の理事を務め、エリック・マーティノー研究部長が、この「自然エネルギー世界白書」の2005年の発行から中心的な役割を担うと共に、日本向けの翻訳を毎年行ってきました。さらに、2013年1月にはREN21と共同で「世界自然エネルギー未来白書」を編纂・発行し、日本語翻訳も行っています。今後、この本レポートの日本語翻訳も行い、公表する予定です。なお、日本国内の自然エネルギーに関する情報については、ISEP発行の最新レポート「自然エネルギー白書2014」が2014年3月に発行されていますので、是非、ご参照ください。
本レポートに関する詳細や2013年における世界の自然エネルギーに関する主要トピックは、別紙のREN21プレスリリース日本語版(翻訳・編集ISEP)を御参照ください。
別紙:REN21プレスリリース日本語版(翻訳・編集ISEP)
REN21「自然エネルギー世界白書2014」はこちらから全文(英語)ダウンロードできます。
■REN21からのプレスリリース(日本語、英語ほか)や本レポート関連の発表資料もこちらからご覧になれます。
■REN21編「自然エネルギー世界白書」関連の資料は、ISEPの「自然エネルギー世界白書」特集ページからダウンロードできます。「自然エネルギー世界白書2013年版」までのレポート(日本語、英語)もこちらの特集ページに掲載しています。
https://www.isep.or.jp/library/1959
■UNEP(国連環境計画)の世界の自然エネルギー市場の最新レポート(英語)はこちら。
http://fs-unep-centre.org/publications/gtr-2014
■REN21/ISEP編「世界自然エネルギー未来白書」は、日本語翻訳がダウンロード(PDF)できます。
■ISEPの最新レポート「自然エネルギー白書2014」は、全文がダウンロード(PDF)できます。
https://www.isep.or.jp/jsr2014
【このプレスリリースに関するお問い合わせはこちら】
認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)
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担当: 松原、山下