【プレスリリース】「国会エネルギー調査会準備会」(第22回)の開催について
2013年4月15日
第22回では、電力システムに関する改革方針(4月2日閣議決定)について論議します。
同方針に基づき、政府は今年から3年連続を目指して電気事業法改正案を提出し、広域系統運用機関設立や電力の小売/参入の全面自由化、発送電分離などを段 階的に進める方針です。しかし、電力の広域需給調整や競争的電力市場の確立による再生可能エネルギーの普及と新エネルギー産業の創造、電気料金の抑制、一般家庭を含む消費者の電力選択の実現等に大きな期待がかかる一方で、肝心の発送電分離の法案提出が先送りされる余地も残っており、改革実現に向けて超党派での継続的な検証が必要だと考えます。
マスコミおよび一般の皆様のご参加をお待ちしております。
■ 日程・テーマ等
* 日時 2013年4月16日(火)15:00 − 16:40
* 場所 衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
* 共催 原発ゼロの会 / 国会エネルギー調査会準備会有識者チーム
* テーマ 電力システムに関する改革方針について
説明:資源エネルギー庁、内閣官房(日本経済再生本部事務局)
コメント:植田和弘(京都大学教授)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、金子勝(慶應義塾大学教授)(予定)、ほか
討議:出席国会議員、有識者を交えて
■ 事務局連絡先
* 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
* 環境エネルギー政策研究所(国会エネ調有識者チーム事務局)TEL:03-5942-8937
■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について
*プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは環境エネルギー政策研 究所の担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としており ます。@に変更してご送信ください。)
* 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
*なお、一般傍聴の方のご発言やヤジはご遠慮ください。
* ISEP Ustreamチャンネルにてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。
■ 国会エネルギー調査会(準備会)について
この「国会エネルギー調査会準備会」は、国会にエネルギー政策見直しを議論する場がないことを問題視し、国会エネルギー調査会準備会有識者チーム (第20回から基本問題委員会自主的分科会より改称)と原発ゼロの会の協働により自主的に継続開催しているものです。国会エネルギー調査会準備会有識者 チームは環境・エネルギー政策や原子力政策に知見や専門性を有する有識者で構成されています。「原発ゼロの会」には、現在10党・無所属の国会議員59名 が参加しており、昨年発表した政策提言骨子や原発危険度ランキングに基づき、原発ゼロ/廃炉促進や廃炉に伴う立地自治体支援のための法案も準備中です。