【ISEP共催イベント】国連の気候変動会議(COP18・CMP8)報告会
2012年12月20日
【ISEP共催】 国連の気候変動会議(COP18・CMP8)報告会
■趣旨
国連の気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18・COP/MOP8)が、11月26日~12月7日の2週間の日程でカタールの首都、ドーハで開催されました。
昨年の南アフリカのCOP17において採択された「ダーバン合意」で、2015年にすべての締約国が参加する新しい枠組みを採択し、2020年から運用が開始されることになりました。そのため、2020年までの温暖化対策は、欧州連合とオーストラリアは京都議定書の第2約束期間の下に、日本をはじめ第2約束期間に参加しない先進国、および途上国は自主的な削減目標・行動を掲げているカンクン合意にもとづいて行うことになりました。
これを受けたドーハ会議では、2015年までの交渉を進める作業計画に合意すると同時に、2020年までの取り組みを決定し、2013年1月1日から実施できるようにすることになっていました。特に、世界の気温上昇を産業革命前に比べて2度未満に抑えるために、各国の削減目標と行動をいかに引き上げていくかが重要な論点でした。
ドーハ会議はどのような成果をもたらしたのでしょうか? また、日本はどのような交渉姿勢で会議に臨んだのでしょうか? この報告会では、ドーハ会議に参加したNGOメンバーが、会議全体の意義を評価すると同時に、重要な論点について解説と問題提起を行います。ふるってご参加ください。
■開催概要 (詳しくはこちら)
【日時】 2013年1月11日(金) 14:00-16:00 (受付開始13:30)
【場所】 千代田区立 日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール (地下1階 大ホール)(地図)
【参加費】 一般1,000円 学生・共催団体の会員500円
【お申込み】
ご参加くださる方は、ウェブサイトから、または、お名前、ご連絡先(Tel/e-mail)、ご所属、共催団体の方は団体名を添えてFAX(03-3769-1717)かメール(climatechange@wwf.or.jp 、件名:「報告会申込み」)にて、1月10日までにお知らせください。
【内容】 (予定)
◆これまでの温暖化の国際交渉の全体像
◆2015年合意の進展について
◆2020年までの取り組みについて
(1)京都議定書第2約束期間について
(2)自主的取り組みのカンクン合意について
◆その他の重要な個別論点について
◆COP18における日本の姿勢と今後の課題について
【共催】
WWFジャパン、気候ネットワーク、FoE Japan、オックスファム・ジャパン、コンサベーション・インターナショナル・ジャパン、グリーンピース・ジャパン、地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)、環境エネルギー政策研究所(ISEP)、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部(RAN)、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
【お問い合わせ】
WWFジャパン 気候変動・エネルギーグループ Tel:03-3769-3509 Fax:03-3769-1717 climatechange@wwf.or.jp