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【イベント】自然エネルギーと社会的合意形成のためのフォーラム

自然エネルギーと社会的合意形成のためのフォーラム

~風力発電の開発と鳥類保全を巡って~

開催趣旨: 持続可能な社会の構築には、自然エネルギーへの転換は、もっとも重要な必須条件となる。ところが、小規模分散型の自然エネルギーは、大規模集中型の原子力発電や石炭火力とは異なって、日本中・世界中のあらゆる地域社会にその気候風土を活かした自然エネルギーが無数に広がってゆくことになるため、必然的に地域コミュニティと自然エネルギーとの接点も幾何級数的に広がってゆく。
その代表例として、風力発電と野鳥の保護や低周波・景観を巡る紛争やトラブルがある。こうした論争では、風力発電など自然エネルギーの必要性と鳥類へのリスク認識のギャップが立場の違いによって見受けられる。
このフォーラムでは、そうした立場の違いによる認識のギャップを埋めつつ、自然エネルギーへの転換と広い意味での自然保護や地域社会の合意形成を両立させうる、新しい社会的ルールのあり方を探り、今後の議論の方向性や具体的な解決策について討論を行う。

◇日時:2011年3月11日(金) 13:30~16:40
◇会場:「札幌エルプラザ」(札幌市男女共同参画センター)ホール
◇主催:NPO法人環境エネルギー政策研究所
NPO法人北海道グリーンファンド
◇後援:北海道、札幌市(予定)
◇財団:日立環境財団、トヨタ財団
◇会費:無料
◇定員:200名
◇対象:自治体、自然保護・野鳥保護関係者、自然エネルギー事業者、市民、メディア
◇形式:公開形式フォーラム

プログラム

13:30 開会 開会挨拶
鈴木 亨(北海道グリーンファンド)
13:35 シンポジウムの趣旨説明
13:45 風力発電と自然保護のこれまでの論点整理
14:00 総合討論 司会:宮内泰介(北海道大学)
〈論点1〉風力発電と鳥類リスクの認識を共有する
・持続可能な開発とエネルギー問題
仁平裕之(環境エネルギー政策研究所)
・生物多様性の保全とエネルギー開発
白木彩子(東京農大)
・風力発電と鳥類へのリスク(松田)
松田裕之(横浜国立大学)
・討論

<15:10~15:25 −休憩−>
〈論点2〉社会的合意形成に向けて何が必要か
・風力発電による鳥類影響の実態(浦)
浦達也(日本野鳥の会)
・地域コミュニティとエネルギー問題(鈴木)
鈴木 亨(北海道グリーンファンド)
・コメント
蔵田伸雄(北海道大学)
・討論

16:35 閉会挨拶
16:40 閉会

※本シンポジウムは、日立環境財団、トヨタ財団の助成を受けて実施されます。

アクセス

「札幌エルプラザ」(札幌市男女共同参画センター)ホール
〒060-0808 札幌市北区北8条西3丁目
JR札幌駅北口より徒歩5分
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【本件に関するお問合せ先】
特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所
〒164-0011 東京都中野区中央4-54-11
担当:仁平、氏家
TEL:03-6382-6061
FAX:03-6382-6062
Email:forum0311@isep.or.jp
URL: https://www.isep.or.jp