国会エネルギー調査会(準備会)第88回
2020年11月20日
菅義偉首相は「成長戦略の柱」として、「2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする」と所信表明を行いました。
折しも、衆議院予算委員会で首相は「現時点では」原発の新増設は想定をしていないと答弁、梶山経済産業大臣は「原子力を含む2050年のカーボンニュートラルを目指す道筋において、総合エネルギー調査会とグリーンイノベーション戦略推進会議で集中的に議論」すると答弁。経産省の総合資源エネルギー調査会では、「エネルギー基本計画」の見直し議論が始まりました。このままでは審査中原発を含む26基稼働により、2030年の長期エネルギー需給見通し(原発22~20%)に向けたシナリオが進みます。
一方、河野規制改革担当大臣は、再エネ拡大の障害となる規制の総点検に着手、10月20日の記者会見で「再エネの規制緩和についても、経済界からの要望が非常に強い」、「どういう規制がこの再エネの拡大を阻害しているのか」、規制改革が急務であると述べています。
グリーン・リカバリー社会に向け、今、何をすべきか、徹底討論します。
日程・テーマ等
日時:2020年11月26日(木) 16:00~18:00
場所:衆議院第二議員会館第3会議室(地下1階)
共催:国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム、超党派「原発ゼロの会」改め「原発ゼロ/再エネ100の会」
テーマ:グリーン・リカバリーの実現へ~ネットゼロ、省エネ・再エネ拡大のエネルギー基本計画を!~
プログラム
1. 提起
明日香壽川氏(東北大学教授)
金子勝氏(慶應義塾大学名誉教授、立教大学大学院特任教授)
2. 質疑対応
経済産業省、内閣府、環境省
3. コメント
飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)
4. 討議・意見交換
出席国会議員、有識者を交えて
○ 出席予定者
国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー
関連資料
総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第32回会合)(2020年10月13日)
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/032/
日本経済新聞「再生エネ普及へ規制総点検 河野規制改革相」(2020年10月19日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65140470X11C20A0PP8000/
プレス・一般傍聴について
プレス・一般参加の方は、超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」事務局(阿部知子事務所担当秘書の政野(E-mail:i05272[@]shugiin.go.jp、電話:03-3508-7303、Fax:03-3508-3303))までご連絡ください。メールでご連絡の際は[@]を@に変更してご送信ください。
プレスについて
会場での取材は先着5名程度で募集します。なお、会場取材は通行証を持っている方を基本とさせていただきます。ご了承ください。
Zoomでの取材に関しては参加上限人数を超えない範囲で募集します。事務局からZoomのURLをお送りします。
一般参加者について
Zoom視聴者を10名程度募集しますので、超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」事務局までお問い合わせください。
なお、後日Youtubeにて動画を公開する予定ですので、こちらも併せてご覧ください。
映像・資料公開
資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。