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国会エネルギー調査会(準備会)第86回

災害からの「早期回復」「早期復元」を意味する「災害レジリエンス」の観点から、分散型の再生可能エネルギーの意義が高まっています。2018年北海道胆振東部地震による北海道全域のブラックアウトや、2019年房総半島台風による長期停電で、災害に対する電力システムの脆弱性が明らかになったからです。
そんな中で注目を浴びたのが、停電した電力系統と切り離して、迅速に通常通りの電力使用を可能にした地域新電力でした。災害の教訓を踏まえ、民間では、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)と電気自動車を組み合わせた、災害時でも電気と移動手段を確保できる災害支援モデルの構築など新たな実証事業も始まっています。
国会でも、災害に備えて電力システムを強靭化する改正を盛り込んだ「エネルギー供給強靭化法」が成立。これには、①地域分散型の配電網が運営できる「配電事業」を法律で位置づけ、②山間部での配電網の独立運用を可能にし、③分散型電源等を束ねて電力供給を行う「アグリゲーター」事業を法律で位置づける改正も含まれています。
現場の事例や新たな法制度を踏まえ、分散型エネルギーによる災害レジリエンスを、再エネの主力電源化へとどうつなげていくのか、議論します。

日程・テーマ等

日時:2020年10月15日(木)16:00~18:00
場所:参議院議員会館 B102会議室(地下1階)
共催:国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム、超党派「原発ゼロの会」改め「原発ゼロ/再エネ100の会」
テーマ: 災害レジリエンスは分散型電力ネットワークで!~再エネの主力電源化に向けて~

プログラム

1. 講演
馬上丈司氏(千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役)
株式会社CHIBAむつざわエナジー/睦沢町

2. 回答・コメント
経済産業省、環境省

3. 討議・意見交換
出席国会議員、有識者を交えて

○ 出席予定者
国会議員(原発ゼロの会メンバー等)
国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームメンバー

申し込み方法

プレス・一般参加の方は、超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」事務局(阿部知子事務所担当秘書の政野(E-mail:i05272[@]shugiin.go.jp、電話:03-3508-7303、Fax:03-3508-3303))までご連絡ください。メールでご連絡の際は[@]を@に変更してご送信ください。

・プレスについて
会場での取材は先着5名程度で募集します。
Zoomでの取材に関しては参加上限人数を超えない範囲で募集します。事務局からZoomのURLをお送りします。

・一般参加者について
Zoom視聴者を10名程度募集しますので、超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」事務局までお問い合わせください。

なお、後日Youtubeにて動画を公開する予定ですので、こちらも併せてご覧ください。

映像・資料公開

資料・動画は後程こちら(https://www.isep.or.jp/archives/library/5024)からご覧いただけます。

リンク

  • プレスリリース本文(Web)はこちら
  • 国会エネルギー調査会(準備会)についてはこちら